シャルケDF内田篤人(27)が20日、ドイツに向けて出発した。6月上旬に右ひざの手術を行い、国内でリハビリに努めていた。「1週間前くらいから歩けるようになった」と話すように、この日はつえも使わずに成田空港に姿を現した。

 クラブとさまざまな意見を交換した末、手術に至った。右膝蓋(しつがい)じん帯の骨化部分を除去するものだった。「いろんなものがひっかかって、邪魔をしている感じがあったけど、手術でそれがなくなった」。復帰時期については「手術から数えて4~6カ月かかると言われた」と明かし、10~12月になる見込み。日本代表のW杯予選でのプレーも、年内は難しい。それでも内田は淡々と「僕は転んでもただで起き上がる性格ではない」と言った。