サウサンプトンDF吉田麻也がフェイエノールトとの親善試合で1ゴールを挙げ、3-0の勝利に貢献した。

 吉田は1-0とリードした後半15分、デービスのFKをファーサイドで頭で合わせて2点目を決めた。ほかにも前半6分にロングフィードでペッレの決定機を演出。これはゴールにならなかったが、後半にもたびたびくさびのパスを入れてチャンスを作った。守備では元オランダ代表FWカイトをマーク。何度かシュートは打たれたが、セットプレーを含めて封じ込んだ。

 吉田は「(ゴールは)イングランドとオランダの違いかなと思います。(イングランドでは)フリーになることがないので。ラッキーでした」と笑顔を見せた。またマークしたカイトについては「なんだかんだ言って球際は強かった。90分通してずっと存在感を出すというわけではないけれど、ベテランらしく要所要所で競り勝ってきて、ちょっと僕のリズムを崩してきた。そこら辺はうまいと思います」と話した。

 次戦は30日に行われる欧州L予選3回戦第1戦のフィテッセ戦。「まずは次のプレーオフを勝つことに集中しなければいけないと思います」と意気込んだ。