レスターに移籍した岡崎は、時折笑顔も見せながら、新天地での挑戦に胸を躍らせた。

 -プレミアリーグのイメージは。

 岡崎 力強くて、激しい。ドイツの選手からもプレミアの選手の体つきはすごいと聞いていた。戦術うんぬんより選手の質が一人一人高いイメージ。

 -レスターの印象は。

 岡崎 阿部(勇樹)さんに話はよく聞いていた。街は小さいが雰囲気はいいし、選手も家族的。マインツと似ていて、みんなプレー中に文句を言わず、良さを感じている。

 -移籍決定後に監督交代があった。

 岡崎 プレミアは選手も監督も、入れ替わりが激しいイメージがある。これも自分に与えられる試練なのかなと思った。

 -日本選手のFWで成功者がいない。

 岡崎 何が通用して何が駄目かは、やった人にしか分からない。それを見つけにきた。どうなるのか、ワクワクしている。

 -今季の目標は。

 岡崎 チームとして昨季より上にいきたい。そのために呼ばれたと思っている。求められているのは得点。大事なところで点を取れる選手になりたい。