サッカーの2018年W杯ロシア大会の大陸別予選の組み合わせ抽選会が25日、サンクトペテルブルクで行われた。

 強豪がそろう欧州では前回優勝のドイツがチェコなどと同じC組となった。A組はオランダとフランス、G組はスペインとイタリアの実績国が入った。

 欧州予選は9組に分かれ、各組1位が出場権を獲得。2位の上位8チームがプレーオフへ回る。

 10チーム総当たりの南米はブラジルと南米選手権覇者のチリが初戦で対戦。前回準優勝のアルゼンチンはエクアドルと顔を合わせる。

 大陸間プレーオフはアジアと北中米カリブ海、オセアニアと南米の対戦に決まった。出場枠4・5のアジアは、既に始まった2次予選を勝ち抜いた12チームが2組に分かれて最終予選を行い、各組の上位2位が出場権を獲得。3位同士の対戦による勝者が、出場枠3・5の北中米カリブ海4位と、17年11月に予定される大陸間プレーオフで出場権を争う。

 3年後の大会へ向けた行事にはロシアのプーチン大統領、来年2月に退任する国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長も出席した。