リバプールのブレンダン・ロジャーズ監督(42)と、別居中のスーダン夫人(40)との離婚裁判が泥沼化していると、28日付英サン紙が報じた。

 同監督が所有する102の不動産物件を争っている上、スーダン夫人は離婚協議書の中に、ロジャーズ監督が将来受け取る報酬の半分を得るという項目を盛り込みたいもよう。その総額は1000万ポンド(約19億6000万円)にのぼるという。

 2人は27日、ロンドンの高等法院に出廷し、お互い約5メートルほどの距離に座っていたが、目を合わせることすらなかった。裁判官らは、金銭で争いを解決するしか方法がないと伝えた。

 そうなると現在、賃貸に出されている102の物件を査定する必要があり、査定するだけで3万5000ポンド(約685万円)もかかるという。