イングランド・サッカー協会のダイク会長が29日、来年2月に行われる国際サッカー連盟(FIFA)の会長選挙に立候補した欧州連盟(UEFA)のプラティニ会長を支持すると表明したと、ロイター通信など複数のメディアが報じた。5月のFIFA会長選で敗れたヨルダンのアリ王子はプラティニ氏に反発する姿勢を示した。

 プラティニ氏は6大陸連盟のうち欧州、アジア、北中米カリブ海、南米から後押しを受ける見通しで最有力候補とみられる。しかしカタールに決まった2022年W杯開催地選定での倫理規定違反疑惑も過去に報じられており、アリ王子は「FIFAにとって良くない」と批判した。