第1戦が行われ、MF香川真司が所属するドルトムント(ドイツ)がアウェーでウォルフスベルク(オーストリア)に1-0で先勝した。

 前半14分、カウンターからFWオバメヤンのスルーパスにMFミキタリヤンが抜け出し、ドリブルから飛び出してきた相手GKの鼻先で右へラストパス。これをMFホフマンが右足で無人のゴールに流し込み先制。この1点を守り切った。

 香川は後半21分からそのホフマンに代わって出場し、トップ下に入った。同29分にMFロイスのパスにフリーで抜け出し、左足を合わせたがGKにはじかれた。そのこぼれ球をミキタリヤンが押し込んだが、香川がオフサイドだったためノーゴールとなった。同ロスタイムにもシュートチャンスはあったが、相手DFに寄せられて打つことはできなかった。

 香川は「(監督に)2点目を取ることと、どんどんボールを受けてターンすることを言われた。チャンスもいっぱいあって取れたところもあったが、勝つことが大事。(後半ロスタイムのチャンスは)1個遅かったからDFが来ると思った。案の定DF来たし難しかった。(監督は)すごくコミュニケーションを取るし、信頼を選手に対して表現してくれる。今の感じはすごくいい。だからこそ、ピッチでしっかりとしたものを残せるようにしていきたい」と話した。