第1戦が行われ、DF吉田麻也が所属するサウサンプトン(イングランド)がホームでフィテッセ(オランダ)に3-0で快勝した。

 サウサンプトンの一方的な試合展開となり、前半36分にDFソアレスのアシストにFWペッレが走り込んで先制。同ロスタイムにはMFマネが倒されて得たPKをMFタディッチが決めて追加点を奪った。さらに後半39分には途中出場のFWロングが3点目を決めて突き放した。

 フル出場し、完封勝利に貢献した吉田は「プレシーズンから試合を多くこなしている。もちろんここに合せて体も作ってきているし、今日はすごく良かった。アウェーゴールを与えたくなかったし、それで点が取れたから良かった」と喜んだ。前半に3本のヘディングシュートを放ったが「全然力がなかった。イングランドとの違いはボックス内での激しさがある。僕らはイングランドに慣れているので、セットプレーではかなりチャンスはあるだろうと思った」とした。また今季の目標は「昨季以上の成績を出したい。その中でたくさん試合に出たい。去年はそういうチーム争いの中で成長したと感じている。競争に打ち勝って、自分がイングランドで存在感を出せるようにしたい」と話した。