一時帰国していたインテルミラノDF長友佑都(29)が7月31日、成田空港からチームに再合流するためイタリア・ミラノに戻った。トルコの強豪ガラタサライ移籍の可能性など、この夏の去就を巡り、さまざまな報道が出ている。サングラスをかけてやってきた長友は取材に対し「何も話しませんよ。ご想像にお任せします(笑い)」とだけ話し日本をたった。練習休みを利用し、クラブの許可を得て7月29日に遠征先の中国から帰国。滞在はわずか3日。関係者によれば家族と会ってリフレッシュするなどしたという。

 インテルでの立場は厳しく、トルコ遠征(2日、ガラタサライ戦)のメンバーから漏れた。同日付ガゼッタ・デロ・スポルトは「余分な選手を少なくとも7人は放出する。遠征に招集されなかったのは明らかなメッセージ。移籍を受け入れなければスタンド観戦が続くリスクを背負う。週末に代理人とアウジリオ技術部長がコンタクトするだろう」とした。