レスターFW岡崎慎司(29)の同僚で、イングランド代表FWジェイミー・バーディー(28)がクラブから重い処分を科せられる可能性がでてきた。バーディーは7月下旬にレスター市内のカジノで、東アジア系と思われる男性客に、自分のトランプを後ろからのぞかれたことに激怒。日本人に対する差別用語「ジャップ(JAP)」を3度連呼し、「出ていけ」と怒鳴り散らした。

 この時の映像を英サン紙が9日に報道。さらに、後ろからトランプを見る行為が、他の客に教えたりしなければ“合法”ということもあり、バーディーは謝罪のコメントを発表。「心の底から謝罪したい。自分の犯した過ちについて後悔している。責任はすべて自分にあり、ふさわしい態度ではなかった」とした。

 レスターの広報担当者は英メディアの取材に対し「選手たちにはピッチ内外で模範となるような行動を求めている。ジェイミーについては早急に調査を始める予定」と説明した。レスターは今年6月、タイでのツアー中に乱交パーティーをし、女性に対して人種差別的発言をした選手3人を解雇している。バーディーにも厳しい処分となる可能性はある。