スペインリーグは21日(日本時間22日)に、マラガ-セビリア戦で開幕する。

 昨季はバルセロナが3冠(リーグ、国王杯、欧州チャンピオンズリーグ)を獲得し、タイトルを総なめにした。今夏はAマドリードからMFアルダを獲得するも補強禁止処分で1月からしか出場できない。しかし、DFアウベスらが残るなど、昨季とほぼ同じ陣容で開幕を迎えられることは大きい。しかし、DFピケが開幕から4試合出場停止で守備陣の不安が出てきた。

 RマドリードはポルトからDFダニーロを獲得も、現状では大きな補強はない。しかし、移籍濃厚だったDFセルヒオラモスを残留させられたことが一番の補強といっていい。戦力は昨季の時点で充実しているだけにベニテス新監督の采配に注目だ。

 Aマドリードは昨季ポルトガルリーグ得点王のFWマルティネスを獲得。昨季22点を決めたFWグリーズマンとの強力2トップが機能すれば、優勝争いに食い込める可能性が出てくる。