ホームで行われた第2戦でMF香川真司が2ゴールを挙げる活躍を見せ、ドルトムント(ドイツ)がオッド(ノルウェー)に7-2で圧勝し、2戦合計11-5で本戦進出を決めた。

 アウェーでの第1戦を4-3で先勝していたドルトムントは前半19分にセットプレーから失点して先制を許したが、同25分にMFムヒタリャンが右足ミドルシュートを突き刺して追いつき、同27分にはMFロイスがMFギュンドガンの折り返しを右足で押し込んで勝ち越した。さらに同32分にもムヒタリャンのクロスをロイスが右足ボレーで決めて3点目をゲット。同40分にはDFギンターの右サイドからのクラウンダーのクロスを、香川が左足で流し込んで公式戦3試合連続のゴールを決め、4-1で前半を折り返した。

 後半に入ってもドルトムントのゴールラッシュは続き、6分にギュンドガンが右足ミドルシュートを決め、その6分後にはカウンターからムヒタリャンのクロスにロイスが走り込み、右足を合わせて相手GKに当てながらゴールにねじ込んでハットトリックを達成。同29分に1点を返されたが、同ロスタイム、相手ペナルティーエリア右でボールを奪ったカウンターからのFWオバメヤンの折り返しを、香川が右足で無人のゴールに流し込んでトドメを刺した。

 香川は「(先制されても)自分たちの攻撃をすれば絶対にチャンスはあるとわかっていた。しっかりと準備が出来ているからこそ、結果につながっている。相手も相手ですし、まったく満足感は得ていない。日曜日の試合は本当に大事」と、30日のリーグ戦を見据えた。

 1次リーグの組み合わせ抽選は28日に行われる。