最終予選の第2戦が行われ、ドルトムント(ドイツ)の日本代表MF香川真司(26)がオッド(ノルウェー)戦で2得点し、公式戦3戦連続ゴールとした。チームは大勝し、2戦合計11-5で本戦に進んだ。

 ドルトムントがオッドを圧倒して、これで15-16年シーズンは公式戦負けなしの7連勝。香川も3戦連続弾を含む2ゴールでチームを本戦へけん引した。前半40分、右クロスに走り込んで「あそこに走り込むのが自分の良さ」という左足ゴール。終了間際にも右足で決めた。試合後は守りを固めた相手を崩せたことに納得の様子をみせ、「日本代表にも通じるものがある。引いた相手を崩すには結局サイドからの攻めだと思う」と代表へのヒントをつかんでいた。(ドルトムント=鈴木智貴通信員)