マインツFW武藤嘉紀(23)が29日のハノーバー戦に先発でブンデスリーガ初ゴールを含む2得点を挙げた。1トップの位置に入り、前半15分にMFサンペリオのスルーパスから左足で先制点。さらに同29分には左CKの折り返しを、頭で押し込んだ。試合後のコメントは以下の通り。
-待望の初ゴール、しかも2本決めた
武藤 非常にうれしく思いますし、これだけ早く得点できたことによって肩の荷もおりたと思うので、引き続きこれからも得点を増やしていきたい。
-ゴールは時間の問題だった
武藤 キレは練習からよくなってきていたので、いつか入るだろうと思っていたが、前回ひどい外し方して、プレッシャーが多少なりともあったけど、マインツの勝利に貢献できてよかった。
-試合後、スタンドから祝福の歌があった
武藤 日本と違った祝福のされ方。うれしかったし、しっかりドイツ語勉強してあの歌の意味分かるようにしたい。
-前節終盤2回外したが、今回は序盤からチャンスがきた
武藤 ブンデスリーガはレベル高い。限られたチャンスしかこないこと分かっていた。1本のチャンスにかなり集中していた。前半いい形で抜け出せて、あそこで決め切れてよかった。
-この勢いを代表に持ち帰る
武藤 前回引き分けた、シンガポール戦。今回2試合何が何でも勝ちきらないといけない。自分自身代表の勝利に貢献したい。
-前半チーム最多となる17回も1対1勝負していたが、守備でも貢献していた
武藤 攻守においてハードワーク自分のよさ。攻撃のみならず、守備でもしっかりやろうという気持ちあった。
-あと1点取ればハットトリック
武藤 しっかり狙っていたけど、なかなかいいチャンスなかった。そこでまたボールを引き込む力をつけていかないといけない。
-1点目の左足シュートに迷いがなかった
武藤 かなり狙った。正直外れて、外に出てくるんじゃないかなと思ったけど。中に入ってよかった。
-前回は5回オフサイド
武藤 5回オフサイドなったら普通責められることだと思うけど、シュミット監督が「いい動きしてたから繰り返せ繰り返せ」と言ってくれたおかげで、ああいう裏に抜けだすゴールが取れた。この1週間でかなりいいコミュニケーションがとれて、オフサイドの数が少なくなった。
-1点取れて気持ちは楽になった
武藤 気持ち的に点取ったことが一番よかった。これからは自分の良さをガンガンだして、貪欲に得点取っていきたい。
-得点という結果出たことは大きい
武藤 海外は得点、結果が全てと先輩方に言われていた。その面で3ゴール全部にからめたことが自信になります。けど、まだ2得点取れただけ。一喜一憂することなく、また1歩1歩練習からひたむきに努力していきたい。