サッカーの旧西ドイツ代表でBミュンヘンでも活躍したゲルト・ミュラー氏(69)がアルツハイマー病を患っていると6日、Bミュンヘンが明らかにした。「爆撃機」の異名で知られるミュラー氏はドイツ1部で歴代1位の365点の通算得点記録を持つ。

 ことし初めから闘病中といい、ルンメニゲ社長は「バイエルンはゲルトと彼の家族を常に支える」と語った。

 ミュラー氏はBミュンヘンで64年から79年まで13のタイトルを獲得。西ドイツ代表では74年のワールドカップ、72年の欧州選手権制覇に貢献した。引退後はBミュンヘンのユースの指導者を務めた。