国際サッカー連盟(FIFA)は8日、暫定活動停止処分を受けたブラッター会長に代わり、現職副会長の中で最も在任期間が長いハヤトウ氏(カメルーン)が会長代行を務めると発表した。

 会長が職務を遂行できない場合の代行人事はFIFA憲章で決められている。

 ハヤトウ氏は「(会長選が行われる)臨時総会まで、最善を尽くす。FIFAは今後も改革に取り組み、当局の捜査や内部調査にも全面的に協力する」との声明を発表。また「私は代行で務めるだけで、新会長は来年2月26日の臨時総会で選ばれる。私自身は立候補しない」と明言した。