スペインがホームでルクセンブルクに4-0で快勝し、6大会連続10度目の本大会出場を決めた。08年、12年大会と優勝した無敵艦隊が16年フランス大会で3連覇に挑む。

 FWディエゴコスタ(チェルシー)が出場停止、MFイニエスタ(バルセロナ)、DFセルヒオラモス(Rマドリード)、MFコケ(Aマドリード)を負傷で欠き、前半10分でMFシルバ(マンチェスターC)が足首のケガで早々とピッチを去ったスペインだが、序盤から試合を支配し、前半42分、MFペドロ(チェルシー)のシュートが相手GKにはじかれたこぼれ球をMFカソルラ(アーセナル)が押し込んで先制した。

 後半22分には、負傷したMFモラタ(ユベントス)と前半33分に交代したFWアルカセル(バレンシア)が、MFセスク(チェルシー)の完璧なスルーパスを受けて抜けだし右足で流し込み、同35分にも再びアルカセルがDFアルバ(バルセロナ)の折り返しを右足で決めた。さらに同40分、カソルラが右足ミドルシュートを決めてダメ押しした。

 C組はスペインが8勝1分けの勝ち点24で首位通過が確定。スロバキアとウクライナが勝ち点19で並んでいる。最終節はスロバキアがアウェーでルクセンブルクと、ウクライナはホームでスペインと対戦する。