国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会がFIFAのプラティニ副会長に科した90日間の暫定的な活動停止処分について、南米連盟は9日付で「同意しない」との声明を発表した。

 南米連盟はFIFA倫理委の決定を「早急で不適切」とし、処分の再考とプラティニ氏のFIFA次期会長選への立候補を妨げないことを保証することを求めた。南米連盟は会長選で同氏を支持するとみられていた。

 欧州連盟会長を務めるプラティニ氏は、2011年2月にFIFAのブラッター会長から200万スイスフラン(約2億5000万円)を受け取ったことについて、スイス検察当局から証人として事情聴取を受けた。