ドイツ・サッカー連盟は15日、同国代表がハノーバーにオランダ代表を迎える国際親善試合を、予定通り17日に実施すると発表した。

 パリの同時多発テロの影響で中止の可能性もあったが、同連盟幹部らが協議し、全会一致で実施を決めた。ラオバル会長代行は「テロに屈しないというメッセージ」と説明した。

 パリ郊外で13日に行われたフランス代表との親善試合中に、競技場近くで数回の爆発があり、代表は競技場で一夜を明かした。

 ビアホフ・マネジャーは「まだショックは強く残っているが、チームとしてフランス国民や犠牲者の家族の皆さんに、われわれが共にいることを示したい」と話した。