日本代表FW岡崎慎司(29)のレスターは、アウェーでニューカッスルに勝ち、首位に浮上した。後半28分から出場した岡崎は同38分に約3カ月ぶりの今季2点目を挙げた。FWバーディーが1得点を決め、10試合連続得点のプレミアリーグ記録に並んだ。

 今季2点目の岡崎は「一世一代の珍プレーで出られるんじゃないかな」と爆笑した。2-0の後半38分、相手GKがはじいて高く跳ねたボールを頭で押し込もうとしたが空振り。しかし、ワンバウンドしたボールが額に当たり、足元にこぼれたところを右足で押し込んだ。8月15日以来の待望のゴールを少し恥ずかしそうに振り返った。

 キャプテンマークを巻いた17日の日本代表でのカンボジア戦ではPKを失敗しただけに「いやあ、神様いますね。キャプテンやってPKを外したと思ったら、こんなゴール。こういうことがあるからやめられない」と笑った。リーグ戦では3試合連続で途中出場だが、首位に浮上したチームの中で確かな存在感を示している。