日本代表MF原口元気(24)の所属するヘルタが、ホッフェンハイムに勝利した。途中、大雪でピッチが白く覆われる悪天候の中、原口がフル出場で奮闘。同MFの得たFKから決勝のオウンゴールが生まれた。好調ヘルタは公式戦ここ9試合を6勝1分け2敗とした。

 日本代表から戻った原口が疲れもみせずに躍動した。スプリント数29回は両チーム最多。決勝点も原口がつかまれて得たFKをDFプラッテンハートが蹴り、オウンゴールを誘ったものだった。試合後は「僕は(体力は)大丈夫でしたし、もう少し走りたかった。もっとカウンターから仕掛けたかった」。次節は王者Bミュンヘン戦。「自分がどれだけ攻撃でやれるかをはかれる」と意気込んだ。(鈴木智貴通信員)