南米サッカー連盟は26日、リオデジャネイロで理事会を開き、ブラジル・サッカー連盟のデルネロ会長が南米連盟選出の国際サッカー連盟(FIFA)理事退任を申し出て承認された。FIFAの汚職事件へ関わった疑いで批判を受けていた。後任にはブラジル連盟のサルネイ副会長が選ばれた。

 ブラジル連盟はFIFAの汚職事件で前会長のマリン氏が5月に逮捕された。デルネロ会長は関与を否定してきたが、地元メディアによると、逮捕される可能性がある国外への渡航を控えてFIFAの会合などを続けて欠席していた。