チェルシー(イングランド)がホームでポルト(ポルトガル)を2-0で下し、混戦のG組を首位で通過した。

 チェルシーは前半12分、MFアザールからのスルーパスを受けたFWディエゴコスタが相手DFをかわして右足シュートを放つと、ボールは相手GKカシリャスにはじかれた後、相手DFマルカノに当たってゴールに転がり込むオウンゴールとなり、幸運な形で先制点を挙げた。さらに後半7分、スローインからボールをつなぎ、アザールのラストパスからMFビリアンがニアを抜く強烈な右足シュートを決めて突き放した。

 リーグ戦14位と低迷するチェルシーは敗れると1次リーグ敗退の危機もあったが、今季公式戦9勝目(23試合)を挙げて何とか決勝トーナメントへ駒を進めた。

 ディナモ・キエフ(ウクライナ)はホームでマカビ・テルアビブ(イスラエル)を1-0で破り、勝ち点を11として2位に浮上して16強入りを決め、ポルトは3位に後退し欧州リーグへ回ることになった。