日本代表DFとして活躍し、昨年6月に右膝を手術した内田篤人(シャルケ)が24日、ドイツのゲルゼンキルヘンで取材に応じ、実戦出場のめどがまだはっきり立っていないと明らかにした。この日は所属クラブの試合を競技場で観戦した。

 チームの全体練習に復帰したばかりの内田は膝の状態について「よくなったり悪くなったりの連続だから、自分でもどうなるのかなという感じ。このけがは症例が少ないから医師も判断が難しいらしい」と復帰に時間がかかる可能性もあると示唆した。

 今季就任した監督の下でまだ1度もプレーしていないが、焦らずマイペースでいることを強調。「今まで通り普通にやって、使われなければ移籍すればいい。使ってくれたら試合に出ればいい」とおおらかに構えた。