FW武藤嘉紀が所属するマインツが、ホームでボルシアMGを1-0で下した。

 前半21分、左サイドのセンターライン付近でボールを奪ったFWサンペリオがドリブル突破からラストパスを送り、中央からMFクレメンスが右足の強烈なミドルシュートをたたき込み、これが決勝点となった。

 武藤は1トップでスタメン出場。全体的に守備への切り替えは早く、相手のビルドアップを何度も阻止していたが攻撃では目立った活躍はできず、1-0とリードした後半22分に退いた。

 武藤は「前からの守備が非常に多くなると言われていた。頑張れたと思うし出来は悪くなかった。(スタメン復帰は)監督が自分を必要としてくれているということだと思う。信頼を取り戻せたというのは良かったが、交代の時間が早すぎるのは納得しづらい。自分自身がいきてくるのは最後の時間帯で、相手の足が止まってくる時。最後までプレーしたい気持ちはあるが、それが出来るようになるためには、やっぱりゴールが必要」と話した。

 マインツは8勝3分け8敗の勝ち点27で暫定6位に浮上した。