昨季のプレミアリーグ審判で最高報酬額を受け取ったマーティン・アトキンソン(44)は、英国のデービッド・キャメロン首相(49)の報酬を上回っていたと31日付の英紙サン紙が報じた。

 同審判は、14-15年シーズンに15万650ポンド(約2710万円)を稼いだ。一方でキャメロン首相の同じ時期の報酬は、14万2500ポンド(約2470万円)だった。ちなみに今季の報酬高額者リストでも同審判は、マーク・クラッテンバーグ審判(40)に次ぐ2位につけている。

 プレミアリーグで活躍する審判の基本給は9万ポンド(約1560万円)で、国内の試合では1試合につき450ポンド(約7万7900円)、欧州大会では1試合につき4000ポンド(約69万2000円)のボーナスが発生する。

 アトキンソン審判は昨季、37試合の国内試合を含む、48試合で審判をした。クラッテンバーグ審判は、昨シーズンに47試合で審判を務め、アトキンソン審判に次ぐ2位につけた。両審判とも、今夏フランスで開催される欧州選手権でも審判として選出されている。