ケルンは守備的な布陣で臨み、FW大迫勇也は控えに回った。地元メディアによると数日前の練習で足を軽く痛めたため、監督が起用しない可能性も示唆していたという。本人は「しっかり点を取れるところを見せないからこういう立場になる」と絶好機を外した前節のプレーを悔やんだ。

 日本男子がリオデジャネイロ五輪出場権を獲得したため、今後はオーバーエージ(OA)枠の選手選びが焦点。4年前にロンドン五輪行きを逃したFWは「何も分からない状況で僕には何も言えない。僕はケルンで頑張るしかない」ときっぱりした口調で語った。