レスターの快進撃の裏に、昨年レスター大聖堂に埋葬されたイングランド王リチャード三世(在位1483-1485年)の遺骨の御利益があると、英サン紙が報じた。

 リチャード三世の遺骨は、12年9月にレスター市内の駐車場建設現場で、考古学者によって発見された。遺骨が発見される前のレスターの勝率は32%だったが、昨年3月にレスター大聖堂へ埋葬されてからの勝率は63%と飛躍的に伸びた。

 同じ時期のプレミアリーグのライバルをみると、マンチェスターCの勝率は60%、アーセナルは55%でトットナムは45%だった。

 遺骨が発見されてから、ボズワースの戦いで死亡したイングランド最後の王リチャード三世の遺骨かどうかというDNA鑑定がレスター大学で行われていたが、その間のレスターの勝率は14%。同大学は昨年2月、遺骨が本人のものであると発表した。リチャード三世の遺骨が埋葬されてから、レスターは32試合中20試合で勝利した。