国際サッカー連盟(FIFA)の新会長を決める26日の臨時総会で、選挙戦の鍵を握るとみられるアフリカ連盟(CAF)が5日、アジア連盟(AFC)のサルマン会長(バーレーン)への支持を決めた。ロイター通信などが報じた。

 8年間の活動停止処分を受けたブラッター氏の後任を選ぶ選挙は、FIFA加盟の209協会が1票ずつを持ち、無記名で投票する。46票を持つAFCに続き、54票を持つCAFが支持を決めたことで、サルマン氏は100票を固めたことになる。

 選挙への立候補者は5人で、南米の10協会などから支持を得た欧州連盟(UEFA)のインファンティノ事務局長(スイス)と、サルマン会長とのマッチレースの様相になっていた。

 1回目で当選するには3分の2の票を得る必要があり、最下位の候補者をふるい落としながら行う2回目以降は、過半数で当選者に決まる。