女子米国代表GKのホープ・ソロが、夏にリオデジャネイロ五輪が開催されるブラジルでジカ熱の感染が拡大していることから不参加を検討していると、9日付の専門誌「スポーツ・イラストレーテッド」(電子版)が報じた。

 元NFL選手と結婚しているソロは、ジカ熱に感染した妊婦から知的障害を伴うこともある小頭症の子が生まれる関連が疑われていることに懸念を示した。

 ソロは同誌の取材に対して「私たちもいつ妊娠するか分からないし、子どもの健康にリスクが起きる事態は避けたい。いま決断しろと言われたら、五輪に行かないだろう」と語った。

 米国女子代表は10日からテキサス州で開催されるリオデジャネイロ五輪北中米カリブ海予選に臨む。