26日の国際サッカー連盟(FIFA)会長選挙に立候補しているアジア連盟(AFC)のサルマン会長(バーレーン)は9日、選挙前の交渉で立候補者を1人に絞ることが望ましいとの見解を示した。

 「選挙になれば敗者が出る。それは避けなくてはいけない。合意ができればウィンウィン(相互利益)になる」と語った。AP通信が報じた。

 5人が立候補したFIFA会長選は、同氏と欧州連盟のインファンティノ事務局長(スイス)の争いになることが有力だ。サルマン氏にはAFCに加え、アフリカ連盟も支持を表明。両連盟でFIFA加盟209協会のうち100協会を占めるため、組織票を背にインファンティノ氏に撤退を迫る狙いがあるとみられる。