米大リーグ・レッドソックスも保有する、リバプールのヘンリー筆頭オーナーらクラブ首脳がサポーターに謝罪した。

 リバプールはチケット代の一部値上げプランを発表。最も高い席は今季より18ポンド高い77ポンド(約1万3100円)になるとした。

 だがファンが反発。2-2で引き分けた6日のサンダーランド戦で、試合中に抗議の意味を込めて約1万人がスタジアムを去った。 これを受けてクラブは謝罪の声明を発表し、値上げプランを破棄した。

 ヘンリー筆頭オーナーらは声明で「新プランでも、すべての席でトータルするとチケットによる収入は前年比で横ばいになる」「自分たちは1ペンスもリバプールから所得を得ていない。反対に選手や施設のために多大な投資をしている」などと強調。リバプールを使って私腹を肥やしているわけではないと説明した。