26日の国際サッカー連盟(FIFA)会長選挙に立候補したアジア連盟のサルマン会長がバーレーン協会会長を務めていた2010年、同国協会が後に八百長の首謀者として逮捕されたウィルソン・ペルマル被告に国際親善試合の準備を依頼していたと12日、英スカイニュース(電子版)が報じた。

 問題の試合は10年9月のバーレーン-トーゴ戦。試合後にトーゴの選手は偽物で、本当の代表はボツワナでの試合を終えて帰国途中だったことが発覚していた。スカイニュースはバーレーン協会がペルマル被告に依頼した文書を入手。取材に対し、サルマン会長は不正を否定している。