国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会は17日、元FIFA理事で西ドイツ代表の名選手だったベッケンバウアー氏が調査に非協力的だったとして警告と罰金7千スイスフラン(約81万円)の処分を科したと発表した。

 ベッケンバウアー氏は理事だった当時に行われた2018、22年のワールドカップ(W杯)開催地決定の投票に絡む調査で、倫理委調査部門の再三の要請にもかかわらず協力を拒んだ。この件に関し、同氏は14年に暫定的な活動停止処分を受けている。