FW原口元気が所属するヘルタが、アウェーでFW大迫勇也が所属するケルンを1-0で下した。

 原口は左サイドハーフでスタメン出場。序盤から攻守に精力的な動きを見せ、前半9分、右サイドを突破したDFバイサーのクロスをペナルティーエリア左で受けると、右足トラップから素早くシュート。枠をとらえていたが、DFにブロックされた。同43分にはペナルティーエリアすぐ外でボールを受け、素早くFWカルーに送ってFWイビセビッチの先制点を導いた。後半4分の至近距離からの右足シュートはクリアされ不発に終わったが、守備では堅実なプレーを最後まで見せ、同ロスタイムに退いた。

 原口は「今年初めて勝ったから良かった」とまずは6試合ぶりの白星を喜んだ。最近では右MFでのプレーが多かったが、この日は左サイド。これに関しては「やりやすさは感じました。左なのでシュートが打ちやすいし、一発きめて左のポジションを勝ち取ろうかな」と笑った。後半4分の決定機については「運もあるから。でも、ああいうところに入っていくのは大事。それを続けて、これからの2試合で1点獲りたい」と意気込んだ。