DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVは、アウェーでDF内田篤人が所属するシャルケに2-3で逆転負けした。

 前半4分に酒井高のFKからFWミュラーがゴールを決めて先制したが、同37分に同点とされ、同45分にはDFジュルが2枚目のイエローカードで退場。同21分、32分と立て続けに失点して勝ち越され、同ロスタイムに酒井高のスルーパスを起点にDFカチャルのゴールで1点を返したが届かなかった。

 右サイドバックでフル出場し2点に絡んだ酒井高は「1点取ってからも良い感じでは守っていたが、前線のボールを失うことが多かった。後ろから押し上げるのも難しいし、相手は取ったボールなんで勢いを持ってくる。1-1のシーンもキープしきれなく、それが今日の試合はずっと通して向上しなかった」と振り返った。次戦はブンデスリーガ出場100試合目となり、相手はFW原口元気が所属するヘルタ戦。「Jの時も何回か対戦している。16歳から知っていて、どんな感じでドリブルしてくるかとか、どんなプレーが嫌かとか分かるので『ゴートクと対戦するのホント嫌』と言われていたが、成長していて彼にも自信があると思うし、深読みせずしっかりと対応したいなと思う」と話した。

 負傷の内田は欠場した。