Aマドリード(スペイン)は堅守速攻の持ち味を存分に発揮し、バルセロナ(スペイン)の連覇の夢を打ち砕いた。

 第1戦はアウェーで1-2と敗れたが、ホームで見事に挽回した。準優勝した一昨季のような球際の激しさや組織的な守りは健在。相手から攻撃のリズムを奪うことに成功した。チャンスと感じ取れば、選手が一気に前線に駆け上がる意思統一も徹底されていた。前半36分に右クロスを頭で合わせ、後半43分にはPKを蹴り込んで2得点と活躍したグリーズマンは「僕たちはすごいことをやってのけた。欧州のベスト4だ」と喜んだ。