残留争いをするハンブルガーSVは、2部との入れ替え戦に回らなければならない16位にいるブレーメンとの対決を制し、残り3試合で勝ち点の差を6に広げた。

 DF酒井高徳は「勝ち点3を取ることだけしか考えていなかった」とほっとした様子。試合後は1部残留を確信したサポーターと喜びを分かち合った。

 前半に2点を先行したが、後半は押し込まれた。PKのピンチで味方GKの好守もあった。右脚付け根付近に違和感を覚えながらもフル出場した酒井高は「相手の好機で少しでも体を寄せるとか、チームとしてよく戦った」と粘り強い守備を勝因に挙げた。