ドルトムントの日本代表MF香川真司(27)がアウェーのシュツットガルト戦で2戦ぶり、今季8点目となる先制点を決め、今節でのBミュンヘンの4連覇を阻止した。

 香川はここ6試合で4点目と好調ぶりを示した。

 香川は前半21分にムヒタリャンの左クロスに飛び込み、倒れ込みながら右足でゴール。チーム3点目も左クロスで起点となり、3-0の勝利に貢献した。この日、Bミュンヘンがヘルタに勝利。ドルトムントが敗れていれば優勝決定だっただけに価値ある活躍となった。

 20日のドイツ杯準決勝ヘルタ戦後、「守備への意識、ボールを奪われたあとの切り替え、前への意識…、そういうところへの全員の意識が高かった」と話した。この日もチームは香川を中心に機能した。