欧州CL準決勝第1戦が行われ、初の4強入りを果たしたマンチェスターC(イングランド)が、2季ぶり最多11度目の優勝を目指すRマドリード(スペイン)と引き分けた。マンCはイングランド代表GKジョー・ハート(29)を中心に、ケガでポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナルド(31)を欠くレアルの攻撃陣を0点に封じた。第2戦は5月4日(日本時間5日)にマドリードで行われる。

 マンチェスターCのハートが神懸かり的なセーブを連発した。後半34分にMFカゼミロのヘディングシュートを左足で間一髪クリア。3分後には相手DFペペとゴール前で1対1となったが、至近距離のシュートを胸ではじきとばした。司令塔シルバの負傷交代もあり、スコアレスドローに終わったが「今日の結果は全然悲観していない。オレたちは完成されつつある素晴らしいチームだから」とハート。敵地で行われる第2戦へ向け「次はベルナベウで昔ながらの殴り合いだ。かかってこい!」とほえた。