国際サッカー連盟(FIFA)による6年間の活動停止処分の取り消しを求めスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した欧州サッカー連盟(UEFA)のプラティニ会長が29日、スイスのローザンヌで開かれた聴聞会に出席した。AP通信が伝えた。週明けにも裁定が下される可能性がある。前FIFA会長のブラッター氏も証人として出席した。

 プラティニ氏は2011年にブラッター氏から過去の報酬として受け取った200万スイスフラン(約2億2000万円)に法的根拠がないとして、倫理委員会から8年間の活動停止処分を受けた。その後、上訴委員会から期間を短縮された。

 ブラッター氏の後継として最有力候補だったが、処分のため会長選から撤退した。