第2戦が行われ、Rマドリード(スペイン)がオウンゴールで決勝点を奪い、1-0でホームでマンチェスターC(イングランド)を下し、2戦合計1-0で決勝進出を果たした。

 第1戦を0-0で引き分けていたRマドリードは前半20分、右サイドでDFカルバハルがペナルティーエリア右奥のスペースへ出し、走り込んだFWベールがダイレクトで角度のないところから強烈な右足シュート。ボールはスライディングしてきたMFフェルナンドに当たった後、ファーサイドのポストにはじかれながらもゴールに飛び込み、均衡を破った。後半も攻め込んだが、ベールのヘディングシュートがクロスバーに嫌われるなどゴールは割れず、このオウンゴールで挙げた1点を守りきった。

 史上最多11度目の優勝を狙うRマドリードは28日にミラノで行われる決勝で、Bミュンヘン(ドイツ)を破ったAマドリード(スペイン)と対戦する。2大会前にも決勝でマドリード・ダービーが行われたが、この時はRマドリードが延長戦の末、4-1でAマドリードを下している。また、今季のリーグ戦ではAマドリードが首位バルセロナと同勝ち点の2位、Rマドリードは1差で3位。対戦成績はAマドリードの1勝1分けとなっている。