デンハーグ日本代表FWハーフナー・マイク(28)が前半31分、PKを左足で決めて今季16点目をマークした。3月に1年半ぶりに復帰した日本代表の定着へ向け、ステップアップとなる移籍を視野に入れていることを明かした。

 試合後、ハーフナーは「どのチームに行っても結果を残せる自信はある。1つのチームにとらわれず、個人的にはいろんなリーグを経験できれば良いかなと思います。(18年W杯)ロシア(大会)につながれば良いかなと思います」と話した。その上で「まだシーズンが終わったばかり。これからマーケットが開くと思うので、代理人と相談しながら、次のステップを決めたいと思います」と付け加えた。

 今季は16得点3アシスト。13-14年シーズンの岡崎慎司(当時マインツ)が15点を越え、欧州主要1部リーグでの日本人選手のシーズン最多得点記録を更新した。しかしハーフナーは「やっぱりブンデスで15点取っている岡くん(岡崎)の方が何倍もすごいと思う。自分はオランダリーグなので、特に何も言えないです」と控えめだった。その岡崎がプレミアリーグで優勝したことについては「すごいことを成し遂げたと思いますし、ちょっと悔しいですけど、ちょっと憧れます」と語った。