ドルトムントの香川真司は延長後半開始から攻撃の切り札として投入された。しかし、決定機をつくるまでには至らなかった。

 PK戦では先蹴りの1人目という重圧が懸かる場面で登場。Bミュンヘンのドイツ代表GKノイアーの動きを見切ったかのように、右足で真ん中に蹴り込んだ。しかし、チームはその後に2人が立て続けに失敗し、タイトルには届かなかった。「最後の最後。いい結果を残さないといけない」と話して迎えた今季最後の公式戦は、ほろ苦い形で幕を閉じた。