フランスの財務当局がサッカーの2022年ワールドカップ(W杯)開催国のカタールの招致活動について捜査を検討していることが分かった。捜査関係者が「捜査に向かわせる、いくつかの要素がある」と地元ラジオ局で述べたと29日、ロイター通信が報じた。

 非合法的な活動が何らかの形でフランスに関連があれば、捜査事案とすることが可能で、法的根拠のない金銭授受を巡り欧州サッカー連盟(UEFA)会長を辞任したプラティニ氏も、関心の対象だという。