欧米メディアなどによると、メキシコ北東部タマウリパス州で誘拐された同国の著名プロサッカー選手、アラン・プリド氏(25)が29日深夜、捜査当局の救出作戦の末に無事保護され、30日未明、元気な姿を見せた。

 プリド氏はギリシャの強豪オリンピアコスに所属し、2014年のW杯ではメキシコ代表入りした。

 30日未明、右手に包帯を巻いた状態でタマウリパス州の警察施設に姿を見せ「私は元気だ。神のおかげだ」と話した。

 プリド氏は28日夜に同州シウダビクトリアでパーティーに参加。車で帰宅する途中に武装した男らに連れ去られた。