アイルランドは開始直後にブレイディのPKで先行。しかし、フランスの猛攻に耐え切れず、後半13、16分に失点して逆転を許した。番狂わせを実現できなかったオニール監督は「もう少し無失点の時間帯が続いていれば、相手はパニックに陥ったかもしれないのに」と悔やんだ。

 フランスのアンリのハンドが見逃されて決勝点が生まれた2009年11月のワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ以来の顔合わせ。雪辱はならなかったが、監督は「選手は、これ以上ないくらい全てを出し切ってくれた」とねぎらった。