スペインが3連覇の道を閉ざされ、黄金期に幕が下ろされた。

 4戦連続同じ先発の11人で臨んだが、デルボスケ監督は「イタリアは、よりハングリーだった」と認めた。中盤のイニエスタやシルバが前を向けず、攻撃のカードを切っても、小気味よい「ティキタカ」のリズムは戻らなかった。08年の初優勝時に若手だったイニエスタやセルヒオラモスらは30歳を超えた。2年前のW杯1次リーグ敗退に続き、厳しい現実を突きつけられた。