アウクスブルクのFW宇佐美貴史(24)が29日、アウェーで行われたドイツ2部ニュルンベルクとの練習試合に後半開始からトップ下で出場し、無得点だった。後半30分すぎにはリズムに乗ったドリブルから右足でシュートを放つも得点にならず。ほとんどの時間で前を向き、仕掛ける体勢でのパスを受けられなかった。「もっと(パスを)引き出していくというか、まだ分かり合えていない部分もある」と課題を口にした。

 チームは30日から8月8日までイタリアで合宿し、開幕へ向けて仕上げの段階に入る。宇佐美は「まだ始まったばかり。自分自身も(状態を)上げていかないといけない。焦らずやりたい」と落ち着いた表情で言った。