FWカバニが前半だけで4得点と爆発し、パリサンジェルマンがアウェーでカンに6-0で圧勝した。

 カバニは13日の欧州CL1次リーグのアーセナル(イングランド)戦で先制ゴールは決めたが、その後の3度の決定機をものに出来ず、チームが1-1の引き分けに終わったことで批判を浴びていたが、この日の4ゴールはそれを黙らせるに十分な結果となった。

 FWイブラヒモビッチが移籍したことで得意のセンターフォワードに入り、まずは前半12分、左サイドからのDFマクスウェルのクロスをニアでMFルーカス・モウラがヒールでのシュートを空振りし流れてきたボールを、左足で流し込んで先制点を挙げた。同22分にはルーカス・モウラが倒されて得たPKを右足でゴール左へ蹴り込み、同38分にはマクスウェルの左サイドからのグラウンダーのクロスに、ニアで右足を合わせてハットトリックを達成。さらに同ロスタイムにはDFムニエのスルーパスに右足を振り抜いて4点目を奪った。

 パリサンジェルマンは後半にルーカス・モウラ、MFアウグスティンが得点を重ね、6-0で公式戦4試合ぶりの勝利を挙げ、3勝1分け1敗の勝ち点10で暫定首位に浮上した。